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経験者採用 座談会

経験者採用 座談会

〜 長崎テクノロジーセンター 〜

ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングでは、多くの経験者採用入社者が活躍しています。
今回は、長崎テクノロジーセンター勤務の3名のエンジニアで座談会を開催。
入社理由や実際に働いて気づいた魅力、長崎での暮らしなど、本音で語ってもらいました。

Profile

  • プロセス開発 K

    長崎県出身。前職では製造装置メーカーのプロセスエンジニアとして勤務。家族の将来を考えて長崎へのUターンを決意し、当社に入社。

  • プロセス技術 N

    岡山県出身。前職では化学メーカーの高機能フィルム開発担当として勤務。30代で新たな挑戦の場として半導体業界を志望し、当社へ入社。

  • 解析技術 M

    東京都出身。前職では精密機器メーカーに勤務し、デバイス技術を担当。半導体分野のスキルを活かしてキャリアアップしたいと、当社へ入社。

当社への転職理由を
教えてください。

解析技術 M

前職では大手精密機器メーカーで、現在と近いデバイス技術の仕事をしていました。事前に決められた製品の発売日程に合わせて無理な開発計画で進めないといけない状況が増え、会社の方針と自身のやりたいことに乖離を感じ始めたことが転職を考えたきっかけです。以前よりソニーグループの技術力の高さに魅力を感じながら、自分には難しいと決めつけていたのですが、前職の先輩が当社に転職したことを知り、チャレンジを決めました。

プロセス開発 K

わかります。私も同じく半導体業界の出身ですが、ソニーグループは憧れの存在ですよね。前職では、半導体製造装置メーカーのプロセスエンジニアとして勤務していましたが、転職を考えたきっかけは、コロナ禍で長崎の実家の家族と会えなくなってしまったこと。子供も生まれたタイミングで、今後の生活を考えて私と妻の実家がある九州にUターンを決めました。地元の大手企業で働きたいと考えた時に、すぐに思い浮かんだのが当社。学生の時に長崎テクノロジーセンターへ見学に来たこともあったので、よく知った存在だったんです。この転職で、前職の経験を活かしながら地元で働く希望を叶えられました。

プロセス技術 N

お二人と違って、私の場合は半導体業界ではなく化学メーカーの出身。前職では、高機能フィルムの開発を10年ほどしていました。30代半ばでふと立ち止まった時に湧いてきたのが、新しい世界に挑戦してみたいという想いです。成長分野である半導体に興味を持ち、世界で戦える日本メーカーで働こうと考え、選んだのが当社。半導体業界は未経験でしたが、入社後に学びながら幅広い知識・スキルを習得していける点も魅力でした。

入社して気づいたことは
ありますか?

プロセス技術 N

外部から来た人も非常に馴染みやすい雰囲気だということです。前職では経験者採用の入社者は比較的少なかったのですが、今は採用活動が盛んで、次々と新たな人材が入ってきます。皆がその環境に慣れているからか、違和感なくすぐに溶け込める。特に壁を感じることもなく、社内に派閥のようなものも一切ないですね。

プロセス開発 K

確かに新しいものを受け入れる体制や、自分の意見を発信しやすい風土がありますよね。社内にはどんどん意見やアイデアを発信しながら新しいものを創り上げていくタイプもいれば、担当する業務を安定して確実に成し遂げていくタイプもいて、お互いの特徴を補い合いながら業務を進めています。いろんな個性を持ったエンジニアが活躍できる環境だと思います。

解析技術 M

まさにお二人に同感です。付け加えるとしたら、経験者採用が活発ということは、戦力として期待されて入社する人材が多いということ。だからこそ、皆粘り強く仕事に向き合っているんだと思います。私自身もそうですが、新しい環境で結果を出したいという想いが強い。周りも、少しくらいつまずいてもどうにか乗り越えようという意識を持っているので、積極的に協力し合えるのが魅力です。 また、私の所属部署では、担当業務を複数持ち、誰かが休んだ時には他の人がリカバリできる体制も構築しているので、有休が取得しやすく働きやすい環境になっています。

現在の仕事内容とやりがいを
感じている点を教えてください。

プロセス開発 K

プロセスエンジニアとして業務をしています。半導体製造装置メーカーにいた時との違いは、最終的な結果を見られるという点です。 前職では、装置納品後はお客様に託されるので、製品がどんな出来上がりになっているのか、何か問題が起きていないか等をなかなか聞くことができず、歯痒さを感じることもありました。でも今は、デバイスメーカーの立場で、 製造工程における細かな不具合を観察していける。プロセスエンジニアとしては、数値や結果を見ながら新しいものを開発していけるのは、やりがいの一つです。

解析技術 M

前職ではデバイス技術の中でも設計寄りの業務でしたが、今は不具合が起きた時の解析業務を主に行っています。さまざまな依頼元と直接やり取りをする中で、早く正確な答えを導き出す必要があるので、時にプレッシャーを感じることもあります。しかしそういった業務を経験するからこそ、問題特定や改善提案の力が培われるんです。日々の中で、確かな成長を実現できている実感がありますね。

プロセス技術 N

私は、リソグラフィ工程におけるプロセス製造技術業務を担当しています。モバイル向けイメージセンサーという当社の主力ビジネスの一つに関わっているので、事業規模や動く金額が前職の頃と比べても格段に大きくなりました。多くのメーカーと直接関わっていく中で、私たちに高い期待が寄せられていることを強く実感しています。また、出来上がった製品が世界中で使われているということも、やりがいの一つです。

半導体業界、中でも当社において、
技術者として描く未来は?

解析技術 M

大学時代から半導体の研究を行い、さらに成長していく分野として興味を持ち、この業界に入りました。中でもCMOSイメージセンサーの開発・生産で世界シェアNo.1 (※) を誇るのが当社で、圧倒的な技術力と人を集める力が会社の強さにつながっていると感じます。特に長崎テクノロジーセンターは、モバイル向けCMOSイメージセンサーの生産を主に行う拠点。スマートフォンで写真や動画の撮影を楽しむことは今や「文化」と呼べるものなので、今後も世の中に必要とされるものを開発しながら、更なる成長が目指せると考えています。

プロセス開発 K

同じく学生時代から成長産業として魅力を感じており、半導体業界へ。中でも世界で戦えるメーカーは限られており、その一社で働けていることに誇りを感じています。今後もプロセスエンジニアとして新しいものを創り出すことに携わっていきたいですね。

プロセス技術 N

私の場合は、転職を機に半導体業界へ入りましたが、IT・デジタル社会の基盤となるキーデバイスとして発展し続けるこの分野で、これからもしっかりとキャリアを積んでいきたいと考えています。業務としては、現在は製造寄りのプロセスを担当していますが、今後はより上流の開発にも携わってみたいですね。

※世界シェアNo.1: イメージセンサー市場の金額シェア2022年度実績51% (ソニー調べ。 指紋認証センサー除く)

長崎テクノロジーセンターの
職場環境や生活環境の魅力は?

プロセス技術 N

岡山出身で、以前は関東で働いていたので、長崎は私にとっては未知の土地。正直にいうと少し不安もありましたが、想像以上に交通アクセスが良かったことに驚きました。すぐ近くに空港や高速道路のインターチェンジがありますし、2022年9月には長崎に新幹線が開通し、福岡を経由して実家の岡山へスムーズに帰ることができます。また、こうしたアクセスの良さもあって、会社所在地である諫早市だけでなく、近くの長崎市や大村市など、住む場所の選択肢が多いのも魅力です。私はスポーツ観戦が好きなので、長崎のプロサッカーチームの試合を見にいくのが休日の過ごし方。社内ではさまざまなクラブ活動もあるので、外から来た人はこうした活動に参加することで、趣味を通じた仲間を増やしていくのも楽しいと思います。

解析技術 M

Nさんのおっしゃる通り、アクセスの良さは想像していた以上でしたね。私は東京出身で転職するまで長崎には来たこともなかったのですが、引っ越してきてから長崎駅前の広場が整備されたり、新たな商業施設がオープンしたり、サッカースタジアムなどさまざまな開発が進んでいたりと、エリアの発展を感じる日々。観光地やイベントもたくさんあるので、休日は街並みを見ながら散策を楽しんでいます。

プロセス開発 K

長崎出身の私としては、お二人がこの場所での生活を楽しんでくれているようで嬉しいです。当社の長崎テクノロジーセンターは工場の拡張や新設が進んで、敷地内のコンビニエンスストアや社員食堂などもさらに充実していますし、諫早市も以前と比べて商業施設が増えて生活環境はより良くなっています。自然や食が豊かで、子育て環境も整っていますので、ぜひ長崎に来てほしいですね。

※情報は取材当時のものとなります

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