製造技術

製造技術 H 2020年入社
鹿児島県の離島に生まれ、専門学校への進学を機に福岡へ。卒業後、機械部品メーカーへ入社し、横浜で約3年、福岡で約4年勤務した後、当社へ入社。

「生産設備の最先端」である、半導体の世界に憧れて入社。

前職では、はじめの3年は生産技術に、その後の4年ほどは生産設備の保全業務に携わっていました。生産品目は自動車の内装部品で、生産技術の業務を通じて設計やプログラムのスキルも身につけていたので、自分でプログラムを組んで修理していました。ここまでできるのは同じ部署の中でも私一人だったため、他の社員より業務量も自然と増えていきました。やりがいがある反面、正直なところ、待遇と業務量のバランスが合わないと感じるようになったことが、転職を考え始めたきっかけです。

転職先を検討していく中で、「最先端」への興味も湧いていきました。生産設備の中でも、最も自動化が進んでいるのはどの分野かを調べ、行き着いたのが「半導体」。今後はIoTや自動運転などテクノロジーの進歩とともに、半導体の需要はさらに増えていくと考え、「挑戦するなら今だ」と転職に踏みきりました。

当社の他にも、食品や自動車など様々な大手メーカーへの応募を考えたり、実際に企業からオファーを頂いたりもしましたが、やはり半導体に携われることは何よりも魅力的で、さらに「世界シェアNo.1製品を生み出す生産設備とはいったいどんなものだろう?」と強く興味が湧き、当社を選びました。

想像以上に進んでいた自動化、そしてチームで取り組むスタイルに驚きました。

入社後は修理から担当。大まかな仕事内容は前職と似ていますが、もちろん設備そのものはまったく異なるため、基礎から勉強しました。わからないことは周囲に尋ねれば快く答えてくれますし、マニュアルや研修も充実しているので、安心して業務に取り組むことができましたね。

また、想像以上に自動化が進んでいて、驚いたことを覚えています。前職では、まず人の作業を自動化させることがミッションでしたが、当社ではすでにあらゆる工程が自動化されており、より安定的かつ効率的に設備を稼働させることがミッション。難度の高い課題もありますが、チームで活発にアイデアをかわし、皆で一丸となって課題解決に取り組むスタイルなのも、私にとっては新鮮でした。

入社1年目から、「自分発信」で仕事をする楽しさを味わえました。

入社1年目のうちは、先輩に教わったり、確認してもらったりと、一つひとつ覚えていく段階ですが、そうした中でも、自分で改善点を見つけて行動するようにしています。例えば、工場内の危険なところに専用のカバーを作成して取り付けたり、すでにある治具よりも使いやすいものを自分で設計したりと、前職での経験や知識を活かして、「自分ならでは」な貢献も果たすように心がけています。設備や治具のことなら、何でも相談できる「工場内の工務店」のような、みんなに頼りにされる製造技術でいたいです。

自分発信で行動でき、それを歓迎してくれるところが「ソニーらしさ」だと感じています。上からの指示だけではなく、一人ひとりが自分で考えて行動を起こす職場。だからこそ、周囲の意見や提案への関心も高くなりますし、チームや会社にもっと貢献できる仕事をしていきたい、という意欲も自然と湧いてきます。

増設棟の立上げにも参加。これからがますます楽しみです。

設備保全の業務と並行して、長崎テクノロジーセンターの増設棟の立上げにも参加しています。ベテランの先輩に教わりながら進めていますが、チームで力を合わせて、新しい工場をつくるのは楽しいですね。CMOSイメージセンサーの用途やニーズが広がるとともに、生産力の増強も求められていますので、製造技術として今後がますます楽しみです。半導体の世界に挑戦して、本当に良かったと思います。これからも成長を重ねていき、近いうちに電装系の設計にもチャレンジしてみたいと思っています。
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