デバイス開発

 

デバイス開発 K 2020年入社
物質理工学修士課程を修了後、半導体製造装置・検査装置のメーカーへ入社。3年ほど半導体製造装置の開発に携わった後、当社へ入社。

感動を届け、人々の暮らしを豊かにする仕事で、自分を試したかった。

新卒で勤めた会社では、半導体製造装置の新製品開発に携わっていましたが、年功序列型で、若手にはあまり裁量がない環境。もっと自由に意見や提案ができる環境で自分を試してみたいと思うようになり、転職活動を始めました。

活動をしていく中で当社を知り、「クリエイティブとテクノロジーで、人々の生活を豊かにする」という企業としてのビジョンに強く共感しました。希望したのは、よりエンドユーザーとの距離が近い工程。世の中に製品を届けている実感、やりがいをより強く感じられそうだと思ったからです。また、地元への恩返しになるような仕事をしたいとも考えていました。その点、世界シェアNo.1を獲得している当社なら、世界に大きな影響を与える仕事を通じて、地元に大きく貢献できます。他の企業の選考も受けようとしましたが、当社以上に自分のやりたいこととマッチする企業はなく、はじめから当社への入社意欲は高かったですね。

気になっていた社風については、面接官から「年功序列ではなく、実績に応じて公平な評価がされている」ということや、「年齢に関係なく責任あるプロジェクトを任せてもらえ、自由に意見や提案もできる」といった話を聞くことができ、入社の決意を固めることができました。

自由に意見やアイデアを交わして、品質にこだわり抜く。

現在は、スマートフォンなどモバイル向けイメージセンサーを担当しています。製品化の前に、プロセス条件の最終チェックと、更なる品質向上に向けた最適条件の模索を、チームのメンバーと一緒にギリギリまで行います。限られた期限の中で課題を発見し、解決していく。難しさと緊張感がありますが、それこそがこの仕事の醍醐味だと感じています。日々のミーティングでは、入社年次や年齢に関係なく、メンバー同士で活発に意見を交わして課題設定の精度を上げています。初めはついていくのがやっとでしたが、その分、成長の実感も大きいです。

特に印象的だったのは、入社3ヶ月目くらいに参加した、一般消費者の目線で製品の性能を考えるフィールドワークです。当社が携わったイメージセンサーが搭載された商品を手に取りながら、「次はどんな性能が求められるか」について、社内の様々な部門のエンジニアとディスカッションしました。日々の業務から少し離れて、使う方の目線で自分たちの製品の将来を考えるのが純粋に面白かったですし、これがきっかけで社内の人脈が広がり、日常業務にも活きました。部署などの垣根を越えて交流し、自由にアイデアを出し合っていく様子は、「ソニーグループらしさ」と言えるかもしれません。

目標にできる先輩が、目の前にいる幸せ。

今後の目標は、まずはプロジェクトのリーダーになることです。私より3年経験のある先輩がしているような仕事を、早く担当できるようになりたいと思っています。社員同士で切磋琢磨して、品質を追求していく気風があって、周囲からもらえる刺激は大きいですね。他の拠点のメンバーとオンラインミーティングする機会も多いので、すぐそばにいる先輩以外からも、知識やアドバイスをもらえています。

日々の業務で学べることが多い一方、研修制度が豊富なことも、当社の良さだと感じます。私は大学院時代の専攻が金属空気電池など先端エネルギーに関する分野で、前職で身につけたのは電気回路や機械設計に関する知識だったので、半導体そのものについては、当社に入社してからかなり勉強しました。当社は異業種から中途入社する人も多いため、研修プログラムが丁寧でわかりやすく、半導体未経験の方も安心なのではないでしょうか。また、技術的なもの以外に、英語を学ぶこともできます。業務上、英語力の必要性は高まっていくので、そうした制度も積極的に活用していきたいですね。学べる環境も、刺激になる人や環境も揃っている会社だと思います。

 

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