3つの機能が集結した博多オフィスが、
モバイル向け半導体開発にもたらす進化
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中山 創
デバイス開発センター モバイル領域責任者
1995年にソニーに入社。ロジックLSI開発を経て、2009年に開発チームとともにソニーセミコンダクタマニュファクチャリングへ異動。現在はモバイル領域の開発・生産部門のエンジニア部隊を束ねている。
博多オフィス設立の背景
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世界で半導体需要が加速する中、ソニーのCMOSイメージセンサーもモバイル機器市場でさらなる需要増が見込まれています。これまで主に長崎のテクノロジーセンターでデバイス開発や生産を行ってきましたが、さらに開発精度を高めるため、商品企画・設計、デバイス開発、製品技術開発の3つの機能を集結し、2022年9月に博多オフィスをオープンしました。
博多オフィス設立による変化
コミュニケーションが活性化し、より強固な協力体制が生まれています。博多オフィスにはさまざまなセクションの代表が集まっていますので、すぐに話し合い、判断し、動き出すことが可能。製品開発期間は限られていますので、クイックな判断の積み重ねで、開発後半に時間的猶予を生み出し、ブラッシュアップできることが製品開発の精度を高めることにつながっています。
博多オフィスがめざす姿
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半導体の製品化業務におけるプロフェッショナル拠点として、各テクノロジーセンターから寄せられるさまざまな課題解決やプロジェクト運営を担う存在をめざしています。博多オフィスでは現在、多数のエンジニアが在籍し、技術的に尖った専門性を持った方もいれば、プロジェクトリーディングが得意な方もおり、チームワークの中で個々の強みを活かした活躍が可能です。ぜひあなたもここでキャリアを伸ばしませんか。
博多オフィスで働くエンジニアに、仕事について職場について語ってもらいました。
2022年9月に新たにオープンした博多オフィス。
JR博多駅筑紫口より徒歩3分の好立地で、1階にはカフェが併設されています。
■福岡県福岡市博多区について
九州の経済、文化、ファッションなどの中心としてにぎわう福岡市博多区。福岡空港から博多駅までのアクセスは地下鉄で5分。東京や大阪などの主要都市へのアクセスも抜群です。都市部ではさまざまな食文化を楽しめる屋台やショッピング施設、公園が充実しています。中心地から移動すれば市街地を囲む山並みや博多湾が広がり豊かな自然にも恵まれています。
■飛行機
- 東京:約120分/(羽田空港⇔福岡空港)
- 大阪:約80分/(関西国際空港⇔福岡空港)
■新幹線
- 東京:約5時間/(東京駅⇔博多駅)
- 新大阪:約2時間30分/(新大阪駅⇔博多駅)